三好美覚の理科の授業
(大きさの違う二つの抵抗を並列につないだ時、全体の抵抗はどうなるか?)
中学理科2年
これまで、電圧や電流についての法則を実験をとおして見つけてきました。
電圧と電流の関係を調べることから、オームの法則を学びました。
抵抗を直列につないだ時は、ふつうに足し算すれば、全体の抵抗を求めることができました。
並列につないだ時は、どうでしょうか?
課題
大きさの違う二つの抵抗を下図のように並列につないだ時、全体の抵抗はどうなるのでしょうか?
<回路図> <実際の接続>
<実験結果>
電流計と電圧計をどの端子につけているか確認して、読んでみましょう。
表1
V1(V) |
V2(V) |
V 全電圧(V) |
2.4 |
2.4 |
2.4 |
A1(A) |
A2(A) |
A 全電流(A) |
0.08 |
0.23 |
0.31 |
R1(Ω) |
R2(Ω) |
全抵抗 (Ω) |
30 |
10.4 |
7.7 |
●抵抗の求め方
(例) 抵抗=電圧÷電流で求められるから、
R1の抵抗値は、
V1の2.4(V)÷A1の0.08(A)=30(Ω)
<まとめ>